気ままにバツイチ・シングルライフ -17ページ目
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プチ・ツーリング

今日は休み!
目が覚めたら久しぶりに日差しがまぶしいじゃないの!
布団の中でもそもそしている場合じゃない。

たまっていた洗濯物を片付けて、燃えるゴミを出して、
ハチミツとショウガを入れた紅茶を飲みながらネットで情報収集。

私は花が好きでひとりでツーリングをするときは花畑をテーマにしている。
夏にヒマワリ畑を見そびれてしまったので、コスモス畑ははずさないぞ!
よしよし、茨城県明野町か。
常磐道を使えばたいした距離じゃないな。

谷和原I.Cを下りて294号を走る。
市街地を過ぎると両脇は田んぼ、田んぼ、田んぼ。
お腹が空いてきたけど食べるお店がな~い!
たまにラーメン屋とかあるけどトラックがたくさん止まっていて入りづらいの。
だーれ?おばさんのクセに何いってんの、とか言ってるのは。

お昼を食べ損ねているうちに目的地に着いてしまった。

う~ん…
期待したほど広い花畑じゃないな。
しかもチラホラしか咲いてない。
ちょっと早かったみたい。

ひと回りして帰路に着く。
途中でちょっとなんかお腹に入れとこう、とファミマで肉まんと缶のミルクティを
買って食べながら駐車場から田んぼを眺めると、大きな白い首の長い鳥がいる。

シラサギだ。
ときどき口ばしを足元に突っ込んでエサを捕っている。
ふだん見慣れない生物を自然の中で見るとなんか感動してしまう。
田んぼは自然じゃないけど。
日差しはポカポカあったかいし、んー(伸びしてる)、人生ってスバラシイ。

仕事中のバイク友だちにメールしたら
「ずるすぎる」と返信が来て、ますますハッピーな気分になってしまった。
おほほほ
性格悪いかしらん。









初トゥシューズ

2年前にクラシックバレエを始めた。
少女の頃からほのかな憧れを抱いていたのだけど、何となく自分には似合わないような気がして、習いたいと口に出すことができないまま結婚し、子育てや仕事でもう習うことなどないと思っていた。

夫とやっていた店をやめて専業主婦になり、アロマテラピーの学校に通いながらいろいろなことをはじめた。

バイクの免許を取ったり、スポーツクラブに通ったりしたけど、バレエにこんなにハマルとは思わなかった。
週1回1時間半のレッスンが待ち遠しい。

クラスのメンバーは平日午前中のクラスとあってオバサンばかりだ。
子供の頃習っていた人もいるけどほとんどが初心者。
優雅な白鳥とは程遠いスタイルでよちよちどたどたと舞う(?)
気分だけはバレリーナなの。

筋肉がある程度つかないと危険なため2~3年はトゥシューズははかせてもらえない。
そして待ちに待った先生のお許しが!
憧れのトゥシューズ!
真新しいトゥシューズは底が固くてただ歩くのさえぎこちなくなってしまう。
バーにつかまりつま先で立つ。
ただ立つだけなのにこんなに難しいなんて!
バーなしでは歩くどころか、ただ立つこともできない。
アラベスクもアチチュードもピルエットも立てなくちゃハナシにならない。

トゥシューズをはく、という目標をひとつ達成して(小さい目標だな)
新たにトゥシューズで美しくピルエットをまわる、という目標ができた。
よぉし、あと5年でも10年でもかけて達成するぞ。

なんといっても私のモットーは「継続は力なり」なのだ。


おでんの季節

このところ雨が続いて急に肌寒くなってきた。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。

お店に来ていたお客様とおでんのネタで何が好きか、という話しになった。
というわけでおでんが食べたいの~。
私は何と言っても大根!
よ~くおダシのしみた大根が好きだ。
大根に命をかけていたと言ってもいい。
おでんを煮るときは、いつも前日から糠で丁寧に下茹でして濃い目に味付けしたおダシで
ことこと煮込んでおいたものだ。
ほぼ一本煮てしまうので土鍋の中は半分は大根に占領されてしまう。
あと、白滝とちくわぶとモチ袋。
おでんなのに練り物は好きじゃない。
その他は味出しなのだ。
好きな人が食べればいいのよん。

えー、でも自分ひとりのおでんを作るとしたら
大根と白滝とちくわぶとモチ袋って、おでんの味にならないじゃん。
……

今日は研修で早めに帰宅したので、おでんを煮ようと材料を買ってきた。
明日は仕事が休みなので、近所に父親と住んでいる息子ふたりが夕飯を食べに来るんだ♪
彼らの好きなウインナーやはんぺんやちくわなんかも入れておでんだ。
土鍋も買っちゃおうかなぁ。

朝帰り

昨日は休日でとてもいい天気だったのでバイクでお台場にショッピングにいくことにした。
デックス東京ビーチは文字通り海に面して解放的なデッキがあり、レインボーブリッジを見渡すことができる。いつもカップルがいっぱいいる(夜景もすごくロマンチックなのでデートにおすすめ!)。
買い物に疲れ、ぼんやり景色を眺めていると「素敵なカレと一緒だったらなぁ」などと年甲斐もなくつい考えてしまう。

だけど、ものは考えようだ。
素敵なカレがいても「俺、人がたくさんいるとこ嫌いなんだ」なんていうへそ曲がりさんかもしれない。
雑誌にでているようなデートスポットなんてナニが楽しい、と思ってる男けっこういるんじゃないかな。
それならひとりで来て、気兼ねなく買い物して(人と一緒だと気使うよね)、好きなときにコーヒーでも飲んだほうがずっと気楽ってもんだ。

なんてコト思っていたら、若い友だちから電話。
休みなら飲みましょうよって。
で、一旦アパートに帰ってバイクを置いて近所の焼き鳥屋へ。
そのあと行きつけのショットバーに行き、恋愛について、男と女のスタンスの違いなど語っていて気がついたら午前4時すぎ。
腹減ったなぁ、ということで松屋で豚丼を食して家に帰ったら5時だった。

もう40過ぎてお肌に悪いワ、とか思ったりもするけど(とーぜんダイエットにもよろしくない)、不思議と最近調子がいいな。
お酒もタバコも夜更かしもしてるけど。
自慢じゃないけど(ウソ。ちょっと自慢)、実年齢をいうとみんなビックリする。
若作りは認めるけど、同僚も友だちも若い人が多いから若さのエキスを吸い取っているのかも?
最近は「生活感がない」とかよく言われて、それは単純に喜んでいいのだろうか、と考えてみたりして。
考えてみただけで反省とかはしないけどね。

昨日買ったもの。
・アディダスの限定スニーカー
・金木犀入りの中国茶
・エスニック雑貨屋でカーテンとバッグとベッドカバー
・ミミズ型のグミキャンディー

あ、バイクのカバー買うの忘れた。
また台風来てるし、雨晒しは可哀相だよねー。

ピカソ展


先日、新宿で開催中のピカソ展を見に行った。
ピカソの作品は6万点とも8万点とも言われているそうで、作品を見ると納得する。
ピカソにとっては日記を書くように、写真を撮るのと同じように描いていたんじゃないかな。
乱暴とも言えるような筆勢で描きまくってる。
それは確立されたデッサン力とインスピレーションに裏づけされたからこそ、なんだけど。

最後の夫人となったジャクリーヌさんの肖像がほほえましい。
ピカソと言えばみんながイメージするシュールな画風の人物像で、顔だけ美人だったりする。
若く美しい奥さんに「キレイに描いてね」なんて注文つけられたのかな、なんて思ったりして。なんたって、ピカソ70歳のときにジャクリーヌさん26歳の出会いだそうだから。
やるな、じーさま。
やっぱゲージツ家はそうでなくては。
東京都現代美術館で開催中のピカソ展も楽しみ。
何回見ても新しい発見をくれるピカソってスゴイ。

金木犀の香り



数日前、バイクで通勤する途中信号待ちしているとき、ふっと鼻をかすめた香り。
「あ、そんな季節なのねぇ…」と優しい気持ちになった。
金木犀は花が小さくて目立たないので、開いて香るまでいつも忘れている。

結婚していたときの家にも玄関前に植えてあった。
日よけのテントを通販で買って取り付け、椅子とテーブルを置いてそこでお茶を飲んだり、ウクレレを爪弾いたりするのが好きだった。

今は忙しくてそれどころじゃないけど、またいつか自分のテラスを手に入れて、金木犀を植えて休日にはブランチをしよう!

そう思いながら金木犀のお酒、桂花陳酒のソーダ割を飲んだのでした。


ワインのお供


今日は仕事は20時上がり。
昨日の休日に伊勢丹の地下のデリで買ってきたシーフードマリネと蛸セロリのマリネ、フォションのバケットをお供に白ワインで夕食。

…なんていうと、優雅でこじゃれた生活してるみたいだけど、帰宅してから作るのがメンドーなだけだったりして。
ワインは3リットルの紙パックのやつだし。
けっこう美味しいんだ、これが。
お風呂も毎日バブルバスなんだけど、ひとりだから半分くらいお湯溜めて浴槽の中ですべて済ましちゃってるんだよねー
追い炊きできないしさ。

手を抜きつつ、ちょっぴり優雅な気分で過ごす。
毎日ハッピーに暮らしたいな。
せっかく手に入れた2度目のシングルライフだからね。


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