初トゥシューズ | 気ままにバツイチ・シングルライフ

初トゥシューズ

2年前にクラシックバレエを始めた。
少女の頃からほのかな憧れを抱いていたのだけど、何となく自分には似合わないような気がして、習いたいと口に出すことができないまま結婚し、子育てや仕事でもう習うことなどないと思っていた。

夫とやっていた店をやめて専業主婦になり、アロマテラピーの学校に通いながらいろいろなことをはじめた。

バイクの免許を取ったり、スポーツクラブに通ったりしたけど、バレエにこんなにハマルとは思わなかった。
週1回1時間半のレッスンが待ち遠しい。

クラスのメンバーは平日午前中のクラスとあってオバサンばかりだ。
子供の頃習っていた人もいるけどほとんどが初心者。
優雅な白鳥とは程遠いスタイルでよちよちどたどたと舞う(?)
気分だけはバレリーナなの。

筋肉がある程度つかないと危険なため2~3年はトゥシューズははかせてもらえない。
そして待ちに待った先生のお許しが!
憧れのトゥシューズ!
真新しいトゥシューズは底が固くてただ歩くのさえぎこちなくなってしまう。
バーにつかまりつま先で立つ。
ただ立つだけなのにこんなに難しいなんて!
バーなしでは歩くどころか、ただ立つこともできない。
アラベスクもアチチュードもピルエットも立てなくちゃハナシにならない。

トゥシューズをはく、という目標をひとつ達成して(小さい目標だな)
新たにトゥシューズで美しくピルエットをまわる、という目標ができた。
よぉし、あと5年でも10年でもかけて達成するぞ。

なんといっても私のモットーは「継続は力なり」なのだ。