金木犀の香り
数日前、バイクで通勤する途中信号待ちしているとき、ふっと鼻をかすめた香り。
「あ、そんな季節なのねぇ…」と優しい気持ちになった。
金木犀は花が小さくて目立たないので、開いて香るまでいつも忘れている。
結婚していたときの家にも玄関前に植えてあった。
日よけのテントを通販で買って取り付け、椅子とテーブルを置いてそこでお茶を飲んだり、ウクレレを爪弾いたりするのが好きだった。
今は忙しくてそれどころじゃないけど、またいつか自分のテラスを手に入れて、金木犀を植えて休日にはブランチをしよう!
そう思いながら金木犀のお酒、桂花陳酒のソーダ割を飲んだのでした。