実家にいってきた。 | 気ままにバツイチ・シングルライフ

実家にいってきた。

約一ヶ月ぶりに実家に行って来た。
1週間遅れの「父の日」つうことで、食事をご馳走しようと思って。
母はともかく、父には何を贈っていいものやらさっぱりわからない。
だったら一緒に美味しい物を食べた方がいいかな、と。


息子たちが小さい頃は月に1度、一泊で帰るのが楽しみだった。
夫と雑貨のお店をしていたので日曜日でも休日ではなく、朝寝坊できるのは実家に帰ったときくらいだった。
子供たちを両親に見ててもらって買い物に行くのがすごーく楽しみだった。
下の子が幼稚園に行くようになるまではひとりの時間というのはとても貴重だったのだ。
これはやはり子供を育ててみないとわからないと思う。


息子たちも、やれアイスだ、お菓子だ、ビデオだ、と可愛がってもらえるので爺婆の家に行くのを楽しみにしていた。
むやみに甘やかされると良くないとは思うけど、月に1度のことだし、子供たちのめんどうをみてもらえてラクなのでほっておいた。
姑と同居していたので、同じ都内に住んでいながら孫の顔を見に、気軽に遊びに来れない両親にも気の毒だったし、何よりも息子たちに爺婆大好きでいてほしかった。


ここ3年くらいは2~3ヶ月に一度帰るくらいだった。
息子たちも大きくなって両親も前ほど孫たちに執着しなくなってきたし。
息子たちなりに休日は予定が入っていることが多くなってきて都合を合わせるのが面倒になってきたし。
長男は高校生になり、茶髪に染めたりピアスをしたりを干渉されるのが鬱陶しいらしい。
そりゃそうだ、と私も思う。


が、次男はまだ爺婆の家に行きたがる。
お小遣いをもらえる、というメリットもあるが本人に言わせると「現実逃避」なんだとか。
いつも家でお兄ちゃんにアレやれコレやれと命令されてコキ使われ、お父さんの面倒も見なければならないのでストレスが溜まるのだそうだ。
爺婆の家で何をするでもなく、一人っ子になったような時間もたまに必要なんだろうな。
子供でも、大人ですら、逃げ場があるというのは大切なことだと思う。


本来ならば夫に「子供たちを頼みます」って託してくるべきなのに、息子たちに「お父さん頼むね」と言って私は家を出てきた。
息子たちは負担になってないだろうか。
それが気がかりだ。


(先日、「お母さんと一緒に住む?」と訊いたら、「こんな狭いとこ、ヤダ」と長男に即答された。)