お客様に励まされる | 気ままにバツイチ・シングルライフ

お客様に励まされる

今月末で異動になってしまうので、今までご贔屓にしていただいたお客様に割引券付きのDMを出した。
皆さんいつものメニューより高いコースで予約してくれる。
忙しい割りに割引のおかげで売上は伸びないけど、それでもうれしい。


今日の最後のお客様は訪問看護のお仕事をされていて、疲れが限界になると「今日お願いできますか?」と℡してきてくださる。
先月CLOSEの話をしたら
「えぇーっ、私これからどうすればいいんですか?」とすごく残念がってくれた。
今日も施術語、ハーブティーを飲みながら
「身体に気をつけて頑張ってくださいね」
「そちらに(異動先)に行く機会があったら絶対指名しますからね」などと言ってくださった。
本当にうれしかった。


固定客の場合、月に1度の割りできてくださる方が多い。
皆さん溜まった疲れを取りにみえるので会話は多くはない。
途中で眠ってしまう方も多いので私もあえて話を振ることはあまりない。
はじめから終わりまでずーーっとしゃべってる方もたまにいるけど、それはその人なりの発散のしかたなんだろう。
月一で、特に突っ込んだ会話をするわけでもないセラピストにすぎない私に信頼を寄せてくれるのは、やはりアロマテラピートリートメントのおかげだろう。
精油をブレンドしたオイルを使って肌に直に手でマッサージするということはある意味、会話よりも信頼につながるのかもしれない。
だって嫌な人にはカラダ触られたくないもんね。
ましてやアロマボディトリートメントは紙ショーツ1枚で(もちろんタオルケットはかけてるけど)お尻の割れ目ギリギリとか、脚の付け根とか、胸のふくらみのところとか、かなりきわどいところまでタオルケットに手を差し込んでマッサージするので「いつもの人」の方がやはりいいのだろうな。


昨日、友人とちょっとした言葉の行き違いで、(私もその友人も言葉がキツイところがあるので)けっこう凹んでいたのだけど、お客様のあたたかい言葉ですごく幸せな気持ちになってしまった。
この仕事をしていて本当によかった。
いいお客様に恵まれて私ってなんてシアワセなんだろう。
友人はきっと疲れていて、ついキツイ言葉になってしまったんだろうな。
この気持ちを少し分けてあげたいなって思った。