「決心したのだ。」その後。 | 気ままにバツイチ・シングルライフ

「決心したのだ。」その後。

1ヶ月ほど前の日記で「今の職場を辞めようと思う」なんて内容のことを書いた。
アレはどうなったの?なんてお思いの方もいらっしゃるかと…。

 

あの2日くらいあとに友人と呑んだ。
この友人とは一緒に呑むようになって5年くらいになる。
いつもいろんな相談にのってくれて的確なアドバイスをしてくれる。
会社の愚痴も前から言っていて、「ふうん、そんな会社いる価値ないじゃん。自分なら辞めるね。」なんて言われてたのだが
「私にとってはまだメリットがあるから、辞めないよ。」と答えていたのだった。

 

今回は、だから相談するつもりもなく、ひとりで辞めるのを決めて、ちゃんと次を探してから報告しようと思っていたわけ。
だっていっつも頼ってるみたいじゃん。いや、実際そうなんだけど。

 

でも、ついついしゃべっちゃった。
そしたら懇々と諭されました。

 

「本当に、本気を出して精一杯のことをやったのか。」
「将来独立を考えているなら尚さら、今の店でできないことが自分ひとりでできるわけないでしょう。」
「愚痴の内容が逃げる言い訳にしか聞こえない。」…などなど。

 

私にはいつも気を使ってくれてキツイ言い方はしないのだけど、ひとつひとつの言葉が重かった。
だって全部当たってるんだもん。
自分でもウスウスわかっていて、だけどみんな自分のせいじゃないもん、ということにして逃げようとしていたんだ。
ナニひとつ言い返せなかった。

 

同業ではないけれど、自分自身が同じような道を通って、自力で切り抜けてきて実績をつくり、独立して、さらに厳しい目に遭ってきたからこそ言えるんだなぁ。
経営者としてだけでなく技術者としてちゃんと店に立っている、さらに上を目指している。
43歳になるまでぬるま湯の中でのほほ~んと生きてきた私なんて甘っちょろくて、愚痴を聞くのも馬鹿馬鹿しかったんだろうなぁ。
でもいつも聞いてくれて、アドバイスしてくれたり、励ましてくれたり、「チーフになったんだよ」なんて言うと、「スゴイじゃん!」って言ってくれる。

 

だから、逃げないことにした。
この店で、自分でできることは何でもやってみよう。
目標は今の売上を1年で3倍にすること。
売上を上げれば上の人たちも文句は言えまい。
小さい会社だから自分のやりやすいように方向を換えることも可能だ、売上さえ作れば。

 

ええーい、オバサンに怖いものなんでないんでーい!
がんばっちゃうぞ。