ヒプノセラピー7回目 | 気ままにバツイチ・シングルライフ

ヒプノセラピー7回目

詳細は憶えていない。
気がつくと日本ではない、100年くらい前の古い館の一室にいた。
天井が高い、薄暗い部屋に真鍮のベッドがある。
そのベッドの上で夫は私の上に馬乗りになって(ふたりとも姿は違うが、私と夫だとわかった)首を絞めていた。
私が気を失うと夫は狂ったように飛び出していった。
気がつくと、姉が心配そうに私の手を取り、覗き込んでいる。
実際には私には姉はいない。その人はいつも相談にのってくれる友人だとわかった。
「大丈夫。きっと上手くいくから」と姉は励ましてくれた。
夫はまた戻ってくるだろう。
私を捨てて逃げる気はないのだ。
泣きながらそんなことを思っていた。