やっぱ愛でしょ、愛。 | 気ままにバツイチ・シングルライフ

やっぱ愛でしょ、愛。

友人と飲んだときの話し。
私「最近さぁ、美容部員さんたちが結婚ラッシュなんだよね。
  んで、家事の段取りがまだよく出来なくて仕事のあとでやってると夜中になっちゃうんだって。
  二人とも働いてるんだから、初めにちゃんとダンナさん躾けとかないとダメよって言っておいたんだ。」

友人「躾って、そりゃ違うでしょ。そんなことよりもっと根本的な問題でしょーが。」


……。
そうだね、すっかり忘れていました。
つまり友人が言いたいのはこういうことだ。


仕事をもっている二人が結婚する。
誰かが家事をやらなくちゃならない。
私の年代の人たちは当然のように妻が両方こなしているケースがほとんどだろう。
だけどさすがにシンドイ。
「ちょっと、少しは手伝ってよ!」
「俺は仕事で疲れてんだよ」
「私だって働いてるのよ!」
などという不毛な口論が絶えないわけだ。
そのうち妻の方が諦めて仕事と家事と、さらには育児までこなすようになる…。
「こん畜生、子供が大きくなったらゼッテ―別れる!」と心の中で思いながら。


でもさ、おかしいよね。
愛しい妻だって疲れてるんだから、ちょっとは手伝うのが思いやりってもんでしょ?
好きで結婚した妻なんでしょ?


妻の方だって、結婚して初めの頃は疲れて帰ってくる夫に美味しい手料理を食べさせてあげたい一心で疲れていてもせっせとご飯の仕度をしていたはず。
「おかえりなさ~い、ビールにするぅ?」な~んてさ。
それが当たり前になると「私ばっかりなんで?」とか思うわけで。


基本はやっぱ愛でしょ、愛。
お互いを「大変だな」って思いやる気持ち。
それに対して「ありがとう」って感謝する気持ち。


そして、何よりコミュニケーション。んん?コミニュケーション?どっちだ?


お互い不満に思っていることを面倒がらずに話し合って解決しようとすること。
間違っても「疲れてるのにうるせいよ」なんて言ってはイケナイ。
「お前がうるさいから、家に帰りたくない」なんて逃げる人は結婚なんかするな。


家庭は夫にとっても妻にとっても子供にとってもやすらぎの場であってほしい。
誰かひとりでも不満があるなら話し合って解決するように努力しようよ。
それが家族ってもんでしょ。


ここでは家事分担のことを例に挙げたけど、私が本当に言いたいのはお互いに話し合って歩み寄る努力をすることの大切さ。
夫婦はもともとアカの他人どうしなんだから、結婚は生活そのものなんだから、それがなければ壊れてしまうのは当然のこと。
次々とやってくるいろんな問題をそうやって乗り越えて育んでいかなくちゃ。


これから結婚する人たち、結婚したばかりの人たち、頑張ってね。