蓼科ツーリング | 気ままにバツイチ・シングルライフ

蓼科ツーリング

2連休だったのでお泊りツーリングに行くことにした。
ずっと行きたいと思っていた蓼科のバラクライングリッシュガーデン。
もう5月も終わりなのでバラも咲いているだろう。
大好きなイングリッシュローズを見ながらアフタヌーンティーだ!


私のソロツーリングのテーマは「花」。
ハーブガーデンとかお花畑とか。
男の人にはどうにも理解し難いみたいだねぇ。
「だって花、食えないじゃん。」って言われたこと、あるし。


蓼科までは中央道のほうが近いみたいだけど、首都高で東京を横断しなくちゃならない。
ひとりで首都高乗ったことないし、コワイので少々遠回りだけど外環から関越道を通って上信越自動車道、ビーナスラインというルートで行ってみた。
これが思ったより遠かった…!


夕方、寒さに震えながらやっと宿にたどりついた(そもそも出発したのがお昼近くだ)。
宿はB&B(ベッド&ブレックファスト)なので夕食は外で食べて来る。
温泉にも入りたかったので入りに行くことにした。


バイクで7~8分走って「露天風呂」の看板が出ていたところに入る。
ここがまたすごかった。
入り口の番してるおばちゃんに入湯料700円也を払い、古びた旅館内部へ。
ぎしぎし言う階段を昇って「露天風呂」の案内にしたがって、山の斜面に増築を重ねたような木造の階段をどんどん昇っていく。
途中で混浴、とか貸切専用の札が出ている。
どこまで昇ればたどり着くんだ?
女性専用露天風呂は一番上にあった。
そんなに広くはないけど、岩風呂に覆い被さるような大きな楓の新緑が瑞々しい。
山の上からの視界も開けていてとても気持ちよかった。


その帰りに事件は起こった…。

なんつって。


宿の駐車場は道を鋭角に左折して入ったところにある。
「このあたりだったな…」とやや速度を落として走っている後からピッタリくっついてあおってくる車がいて、ちょっと焦っていたんだと思う。
大きく廻ればいいものを左折するタイミングがちょっと早かった。
悪いことに砂利がばら撒いたようにあって、滑ってこけてしまった。

一瞬何が起こったのかわからなかった。
気がついたら倒れていた、という感じ。
左の膝小僧を地面に打ってすりむいていた。
なんとかバイクを起こし、クラッチレバーとか損傷を確認してみる。
傷はついてるけど折れてないし、ミラーが曲がったくらいでたいしたことはないみたい。
しばらく置いてからエンジンをかけてみると、大丈夫、ちゃんとかかった。


夕食は歩いてすぐのお蕎麦屋さんに行って「蕎麦コース」なるものを食べた。
・合鴨つくね蒸し
・せいろ2枚
・炊き込みごはん
・お新香
・アイスクリーム
で2千円也。
最近天ぷらとか別に食べたくないんだよね。
蕎麦湯も好き。


宿に帰ってTVとか見ていたら右手の薬指が痛いことに気がついた。
さっきこけた時になんかしたらしい。
にぎにぎしてみるとかなり痛い。
明日ブレーキレバー握れないんじゃないだろうか?
でも、明日になってみないとわからない。
やることもないのでビールを飲んで早めに寝た。


目覚ましがなる前に目が覚めた。
曇ってる。
右手の薬指は?
大丈夫みたい。
ゆっくり朝食を食べてコーヒーを2杯飲んで出発。


このツーリングのメインの目的のバラクライングリッシュガーデンへ。
・・・が。
残念ながらバラはまだ全然咲いてなかった。
信州は寒いのだ。
なんたってつい2週間ばかり前には満開であっただろうチューリップの散りきれない花びらが残っているのだ。
バスケットに仕立てたビオラが今を盛りと咲き誇っているのだ。
そういえば、宿の庭で水仙が咲いてたっけ。
1ヶ月早かったなぁ。
まあ、それなりに楽しめたからいいけど。


雨がぱらついてきたので早めに切り上げて高速入り口へ向かった。

中央高速で帰ることにした。
高井戸で下りて、環七を通ればいい。

途中で本降りになってきた。
今回、雨は降らん、と勝手に決めつけてウインドブレーカーしか持ってないのだ。
ヘルメット被ってると顔に雨が当たらないので意外と辛くはないのだけど、なにしろ寒い!
靴もぐっちょんぐっちょんだし。
帰ったらすぐお風呂にお湯を入れて飛び込んだ。


はぁぁぁ。
しばらくツーリングはいいや。
でも、いい天気になるとウズウズしてたまらなくなるんだよなぁ。